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まずは逆流性食道炎を治療していただいている胃腸専門のドクターに。
事前に何度も頭の中でシミュレートした会話を持ち出してみます。相手は専門家。こちらは素人。あくまで、素人考えですが…という申し訳なさそうな態度で下手に出てみます。
「先生、どうも腑に落ちないんですが…。今回、どうしてこんなに治りがわるいのか不思議なんですよ。前回はすぐに治していただいたのに。前回と今回、なにか生活の上で違いがあるかと色々と考えたんですが、そしたら一つだけあることに気づいたんですよ。今回は喘息の予防薬をずっと飲み続けているんです。これが何か影響するって事はないんでしょうか?」
と、おそるおそる、喘息のクリニックでもらっている薬の一覧を出してみます。
ドクター、一瞥もせず、すぐさま否定します。
「KAY2さん、喘息の薬でって、それはないですよ。」
でもこの先生、無愛想ではありますが、腕は抜群。そして医師としての態度も立派。同業の方からも尊敬を集めるくらいの方です。否定しながらも、すぐに目の前で文献を色々と調べ始めます。
「オノンカプセルもテオドールも逆流性食道炎を悪くするという報告は今まで聞いた事がありませんしね」
ところが、ややあって…。
「あれ、確かに胃の不快感などの問題は指摘されていますねぇ。あ、こっちの薬はアンダーラインまで引いてある…ということは、確かに可能性がなくはない…。」
やっぱり!そこで尋ねてみます。「じゃ、たとえば、少し薬をやめて…なんてことを喘息の主治医に相談してもいいでしょうか?」
先生、とてもまじめな方で、普段は本当に必要なことしか話さないし、見方によってはつっけんどん。ところが今回は専門家のハートに火がついたようで、熱心にいろいろとアドバイスしてくれます。さぁすが先生!
「じゃ、KAY2さんね、こうしましょ。喘息のドクターに相談してください。いまの喘息の状態が良いようであれば吸引薬だけにして、飲む薬は一旦ストップできないかどうか。もしも、それが危険ということであれば、一種類ずつ1ヶ月、交代でやめてみる。たとえば、今月はテオドールをやめる。来月はオノンカプセルをやめる…という風にして、原因を特定しましょう。もしもドクターが渋られるようならば、私、手紙を書いてあげても良いから」
うーん、素晴らしい。
ということで、OKとなりました。
ちなみに逆流性食道炎の薬ですが、いままで通りネキシウム20と茯苓飲。そして症状が改善していないことから、ガナトンの代わりにガスモチンを処方してもらいます。
さて、勝負の前半は終了。今度は後半。その足で喘息のクリニックへ。こちらのドクターは対照的に明るくて軽い印象の方ですが、実は説明を聞いてももの凄く的確で、以前別のクリニックにいらした時からKAY2が信頼している先生です。
さきほどのドクターのアドバイスを伝えます。すると、
「じゃ、ちょっと検査をしますね。その上で判断しましょう…。」さすがに慎重です。
スパイロメーターによる呼吸の検査(これ、なぜかいつもKAY2は80歳代のおじいちゃんという結果が出ます)、そして血中酸素濃度と調べ、過去のデータをしばらく見ていたドクター、
「うん、じゃ、ちょっと飲み薬はやめて様子をみましょう。でも、吸入薬はちゃんと忘れないで吸入してくださいよ」
ということで、あっけなく終了。KAY2の願いが叶いました。
さて、せっかく両ドクターと交渉しての喘息の投薬中止(吸入は続けますが)。ここでリセットということで、これからまた食事などもしっかりと節制を守っていきましょう。これで改善するといいな!とりあえず1週間後どう変化しているかを楽しみに毎日をすごしていきましょう。