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50代で突然逆流性食道炎と診断を受け、治療を開始。その闘病記録です。逆流性食道炎という日本で増えつつある病気について、そして適切な食生活などについても説明しています。
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ご注意:
この日記で「胃」と記している場合、その多くが「食道」を意味しています。感覚的に「食道が痛む」ではなく「胃が痛む」という実感なので。


2014年5月某日

アレルギー性鼻炎のぶり返しと胃の違和感があったものの、ホテルでの滞在はそれほど大きな問題はなく無事に終わり、どうにか胃痛とは無縁の状態が続いています。ただ、油断は禁物。結局、長年のツケが出たのですから、これからも治療の延長ととらえるべきですよね。1ヶ月前に立てた方針は今後も続けていき、その上で、様子を見つつ、たまぁにハメを外すという生活を続けることにします。


2014年5月某日

ホテルから帰った後は4日ほどお酒を飲まずにいましたが、今日は陽気に誘われて久し振りにビールと枝豆、そしてKFC&ピザという組み合わせを実験してみることにします。これは病気になる前に最も好きだったパターンの食事です。

KAY1はあきれ顔。「いくら調子がいいからって、まだ病気が良くなって数週間じゃないの。自己責任でお願いしますね!」=「気持ちが悪くなっても泣くなよ」との警告を受けてしまいます。

で、実際に食事になると…。体は正直です。やはり病気のせいか、ビールを一口口に含むと…うーん、やっぱり美味しくないですね。なんとなく体が拒否しているのが分かります。というわけであれほど好きだったビール。本当に、もう卒業かもしれません。というわけでビールは1本で終了。その後、ワインを半分ほど飲みました。

さて、KFC。以前は3~4本食べたものでしたが、1本で十分。満足です。こちらは体が…というより年相応になったということでしょう。そして、ピザ。こちらも、大部分はKAY1に譲り、以前の半分でOK。でも、美味しくいただけました。

一番楽しめたのは枝豆。まだシーズン直前なので、冷凍物ですが、ここはこだわって、KAY1に頼み込んで、クイーンズ伊勢丹で一番高価な冷凍を買ってきてもらいました。山形産。500円弱します。贅沢品です。でも、その甲斐あって美味しい!甘味があって…冷凍、侮りがたしですねぇ。

その後4時間ほどして就寝。

さて、実験結果は…。

OK!朝起きてみると胃の調子は上々。ほっ。どうやらこの程度であれば大丈夫のようです。とはいえこれは一種のお祭りのようなもの。週に一度はこんな日もあっていいかな…という感じで。

それにしても家計にも助かりますね。いや、ホントの話、この1ヶ月、それ以前に比べ食費が1/4になったんです。一番の原因は外食が出来なくなったこと。そして外食してもお酒を飲まなかったこと。これでここまで違うんですよ。当たり前といえば当たり前ですが、これであれば、この状態が続いても良いなぁと二人で頷き合っています。。


2014年5月某日

2日連続のチャレンジ。昨夜はしゃぶ葉でした。

まずしゃぶしゃぶでどの程度大丈夫なのか。そして、アルコールがどの程度受け付けられるのか…。

というわけで、しゃぶしゃぶはいつもの7割程度の量。そしてアルコールも今までの半分程度に抑えます。ビールは最初に1杯。そして途中は梅酒オンリー。ここまでは良かったのですが…。最後にもう一杯ビールを飲んだら、うーん、胃がやや重くなってきました。やっぱりビールは良くないですねぇ。

翌朝、案の定、不快感とまでは行きませんが、やや胃に違和感が。

というわけで本日は食事を少なめにしましょう。


2014年5月某日

昨夜は梅酒を少し飲んだのですが、梅酒、グラスで1杯程度を猪口で3回に分けて飲みます。習慣というのはやっぱり恐ろしいモノで、最後にビールを飲みたいという欲求が出てきますが、そこで効き目のある自問自答。「本当に飲みたいの?美味しいと思う?」すると心が素直に答えます「いや、たぶん、今は美味しくない」というわけで、飲まずにすみます。

その結果、胃への影響はなかったのですが、うれしいのは朝、嗅覚が鋭敏なまま。そう、やっぱりこの程度が一番良いのです。改めてお酒の飲み方を学んだような気がします。


2014年5月某日

ビールを飲まず梅酒だけなら…という気持ちになっていたのですが、ちょっと油断しちゃいましたねぇ。

梅酒だけ、御猪口で2~3杯飲んだのですが、夕方6時に夕食をとって、梅酒を飲んだのが10時。すっかりとおなかが空きっ腹になっていたせいで、アルコール、ぐっと食道や胃が焼ける感覚に…。しまった!

ベッドで横になっても熱い感覚が残っています。うーん、良くないよねぇ…。何か飲みたかったらホットミルクにすれば良かった…。またまた反省です。このところいつも反省。

KAY1が知り合いの専門家に聞いてくれたのですが、逆流性食道炎でロサンゼルス分類のCに達している人というのは日本人では珍しいということでした。

「白人の太った人なら結構いるけど、日本人では、それほど目にしたことはないよ」とのこと。うーん、話を聞くと自分の状態って深刻ですよね。びっくり。太ってもいないし、特に10年前にダイエットしてからは体型も標準なのに…。おまけに食事だって1日1800kc程度だし…。どうにも不思議だなぁ。

ところで、プロの目は違うということで…。

例の食道の内視鏡写真、分類のCということで他の事例をネットで探してみました。すると結構素人目にひどいびらん!みたいな写真が多くて、それにくらべれば我が食道、綺麗じゃないの!と思ってしまったのですが、医療に詳しいKAY1、一言で切って捨てます。「あんたの状態、これ、ひどい」。

プロとは見る目が違うんですねぇ…しょんぼり。


2014年5月某日

ある人とのおつきあいで…ということで昨夜ビールをグラスで2杯、梅酒にワイン、そして食べ物は揚げもの…。

テキメンでした。翌日軽い胸焼けです。やっぱり過信は禁物。以前だと胃痛になっていたので、それに比べればずっとマシなのでしょうが、ずいぶん良くなっていた実感があっただけに、朝起きてこの状態はショック。せめてアルコールか揚げものか、どちらかだけならまだダメージは少なくて済んだと思うんですよ。うん、次回からはそうしよう。

でも、おつきあいだとそうは行かず…。その辺りがツライですよねぇ。再び節制生活を強化しましょう。「完全節制生活」として。そうそう、この日記の用語として

・「完全節制生活」=肉類、甘味類、お酒類を一切とらないこと。

・「節制生活」=肉類を、お酒類を一切とらないこと。甘味類は取ったとしても食事直後にわずかのみ。

・「基本生活」=肉類は1~2日に1食、甘味類は取ったとしても食事直後にわずかのみ。お酒類はごく僅か(ワインをグラス1杯程度)

・「はっちゃけ」=すべてOK。

なぁんて区分けを考えました。こういうことだけは「無駄に」しっかり考えるんですが(笑)。

もちろん、4つの基本形は最後の「はっちゃけ」も含め、すべて「腹八分目以下を守る」ことと「就寝3時間以上前に食事を終える」というのが大前提です。


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東京は仙川に住む50代の食いしん坊。故郷の島根県江津市と行ったり来たり。
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