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簡単に言えば、本来胃の中だけにあるべき胃酸などが食道まで上がってくることにより、食道の粘膜がただれてしまう病気です。そのために、胃痛のような不快感や胸焼けを感じます。進行すれば、食道がんなどの原因になるとも言われています。
KAY2の場合は学生の頃から数ヶ月に1度、食事後に胃の膨満感が感じられ、痛みを覚えることがありました。その場合とにかく連続して30分以上ゲップが連続で出続けるのです。いや、正確には異の膨満感があまりにひどいので、ゲップをすることで楽になろうとあがくようにしてゲップを出し続けるんです。そうするとやがて、どうにか収まります。が、とにかくツライ。他人の目も気になります。これは逆流性食道炎の典型的な症状の一つなんだそうです。胃カメラは正常でも、すでに病気は若い頃から始まっていたのかもしれませんね。
通常は食道まで上がってこない胃酸が食道に来るのは、食道下部括約筋と呼ばれる部位の働きが弱まることによるそうです。その原因としては、様々なものがあります。食事(とくに脂肪分の多いもの)、喫煙、飲酒、老化、さらには姿勢なども原因になることがあります。またストレスも大きな原因だとしているお医者さんもいらっしゃいます。
非喫煙者であるKAY2の場合は喫煙以外全部当てはまりそうな気がします。ああ、やっぱり不摂生な自分です。
治療法は8週間を限度としてプロトンポンプ阻害剤の投薬が行われます。直接的に命に関わることはそうそうないのですが、再発することが多く、また痛みや苦しさが頻繁に感じられますから、そういう意味ではやっかいな病気です。
また、以前は日本人に少ない病気だったそうですが、近年は増加気味。原因の一つに食事の欧米化も言われますし、現代社会のストレスの増加もあるのかもしれません。
いずれにしても、これからこの病気に苦しむ方は増える一方でしょうから、KAY2がこうして記録を書くことも意味があるかなぁ…と思いつつ、日々の状況を書いていきますね。
また、逆流性食道炎については沢山のネット情報がありますが、検索で上位にヒットするサイトのうちかなりの数のものが実はカモフラージュされた情報商材の宣伝サイトだったりしてがっかりします。KAYSが参考にして役に立ったのは以下のサイトです。サイトの運営者のみなさん、勝手にリンクしちゃいましたが、本当にありがとうございます。
・逆流性食道炎(胃食道逆流症)・慢性疲労症候群(CFS)の治療方法~寝たきり状態から社会復帰へ~
CFSと同時に重篤な逆食という二つの病気を持った方の記録です。食事に関する様々な情報は特に参考になります。
http://blog-cfs-gerd.seesaa.net/
・慶應義塾大学病院KOMPAS 逆流性食道炎
基本的な知識が大変によくまとまったサイトです。
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000231.html
・東京慈恵会医科大学外科学講座
但し、外科のサイトですから当然のことながら手術を第1に勧めていますので、その辺りは皆さんでご判断を…
http://www.jikeisurgery.jp/diseasegroup/upper-dig/esophagus/reflux/
ご注意とお願いを。これから書くことはすべてKAY2に当てはまったものであり、皆さんの状況には必ずしも当てはまらないかもしれません。逆流性食道炎に対する食べ物の善し悪しも個人差が大きいと言われています。Aさんにとって悪い食材がBさんには問題なかったり。あるいはその逆だったりということです。ですから、あくまで自己責任でご覧頂き、治療はかかりつけのお医者様のアドバイスに従ってください。